一般貨物自動車運送事業許可申請

事業を開始するのには「事業開始資金」が必要です。
この事業開始資金は向こう半年〜1年ほどの人件費や駐車場、事務所の賃貸料、またトラックの購入費用などが含まれます。

平均的な目安金額としては概ね1,000~1,500万円程度と考えられます。

駐車場については、面積および車庫前面道路が車両制限令に抵触しないことが必要です。
また営業所については、都市計画法、建築基準法等に抵触していないことが必要です。

他にも以下のような条件を満たしている必要があります。
・常勤役員、運行管理者、整備管理者、運転者、事務員が配置されていること
・５両以上の車両が配置されていること
・事務所、休憩睡眠施設、車庫という施設があ理、使用権限もあること
・備えるべき備品や機材などが備わっていること

事業に使用するトラックを５両する必要があります。
申請時には購入予定の台数を含めていても構いませんが、５両のうちに軽自動車を含むことはできませんので、注意が必要です。

ドライバーの人数はトラックの台数に応じた人数が必要とされます。

また一般貨物自動車運送事業を行う上で、事業者の規模や実情に沿った運行管理者、運行管理補助者、整備管理者、整備管理補助者の人員の確保が必要です。

社会保険等の加入が必要となります。また損害賠償能力については、生命または身体に係るものは、被害者１名につき、限度額無制限の任意保険に加入する必要があります。